メキシコのバンド、ザ・ウォーニングが自身初のコンサートフィルム公開にあわせてライヴ盤を発売
メキシコ・モンテレイ出身の三姉妹トリオ、ザ・ウォーニング(The Warning)が、バンド初のオフィシャル・コンサート・フィルム『Live From Auditorio Nacional, CDMX』の公開に合わせて同名のライヴ・アルバムをリリースした。
アルバム『Live From Auditorio Nacional, CDMX』は各種デジタル・プラットフォームで配信中で、アナログ盤とCDで入手可能となっている。
フェデラル・フィルムズ(Federal Films)が製作を手掛ける同コンサート・フィルムは、アメリカではAMCシアターズの一部劇場で上映され、メキシコ、中米、南米ではCinépolisの「+QUE CINE」企画として公開されている。
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ザ・ウォーニングは、今年2月6日・7日・11日にメキシコ・シティのナショナル・オーディトリアムで3日間のソールドアウト公演を行い、延べ3万人を動員する大成功を収めた。このコンサート・フィルムには、バンドが同公演で披露した2022年のアルバム『Error』や2024年の『Keep Me Fed』からの全25曲のパフォーマンスが収められている。
「Automatic Sun」、「Sharks」、そしてラテン・グラミー賞にノミネートされた「Qué Más Quieres」などで繰り広げられる3姉妹のケミストリーは圧巻で、これらのライヴ音源はシングルとしてもリリースされ、「Automatic Sun」のライブ動画は単独でも公開となった。
今回のリリースについて、ダニー(ギター/リード・ヴォーカル)、パウ(ドラムス/ヴォーカル)、アレ(ベース/バッキング・ヴォーカル)のヴィジャレアル・ヴェレス三姉妹は次のようにコメントしている。
「私たちにとって決して忘れられない夜、バンドの歴史に刻まれる瞬間を共有できることにとてもワクワクしています。ライヴ・アルバムをリリースすることは長年の夢でしたし、それがコンサート・フィルムやアナログ盤など、様々な形で実現できたことに大きな達成感を感じてます。この作品を観たり聴いたりしてくださるファンの皆さんにも、私たちがこのショーで感じた興奮と熱狂を味わっていただけたら嬉しいです。“Keep Me Fed”のライヴ初演は、多くのスタッフやチームのサポートのおかげで実現しました。彼らと私たちの仕事が、永遠に残るメディア作品になったことを心から嬉しく思います」
ザ・ウォーニングは、来年開催されるヤングブラッドの最新ツアー “IDOLS World Tour”のイギリス公演でサポート・アクトを務める予定だ。
Written By Sam Armstrong
ザ・ウォーニング『Live From Auditorio Nacional, CDMX』
2025年8月22日発売
2CD / 2LP / iTunes Store / Apple Music / Spotify / Amazon Music / YouTube Music
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