サウンドトラック『ターミネーター2』がまた戻ってきた…アナログ盤として

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26年前、『ターミネーター』が映画館のスクリーンに戻ってきた。それはその後のあらゆる映画の大ヒット作の基準を上げる画期的な大作となった。サラ・コナーとその息子ジョンが、彼等を暗殺する為に未来から送り込まれた不滅の殺人機械から逃れるSF冒険物語は、1984年にスタートし、『ターミネーター(原題:Terminator 2: Judgement Day)』へと続く。

ジェームズ・キャメロンが舵を取り、衝撃的体験をもたらし、映画産業を永遠に変えたこの映画は、この度現代のデジタル加工によりフル3D画像化された。最初に封切られた映画をそのまま反映させつつ、3Dによる改良を行うことで、この受賞歴ある監督から期待しうる革新的経験を、再び体験することになるだろう。

『ターミネーター2』オリジナル・スコアもまた、時を超えた旅へと誘ってくれる。フラッド・フィーデルが作曲し、あの象徴的テーマ曲が含まれる本作は、今でも背筋をゾクゾクさせる。当初CDとカセットでリリースされ、全米アルバム・チャート70位を記録(映画サウンドトラックとしては大したもの)。音楽はこの度2枚組セットとしてアナログ盤デビューを果たす。

その他映画でフィーチャーされている、ロック界のアイコン、ガンズ・アンド・ローゼズ「You Could Be Mine」やジョージ・ソログッド&ザ・デストロイヤーズ「Bad To The Bone」等の名曲が、サウンドトラックを引き立てている。フィーデルが手掛けたスコアは、自分達のクリエイターを倒したAIサイボーグ達の手により近い将来破壊される運命にある文明に相応しい感じの、心に強く刻まれる曲だ。

いや、これはスカイネットやT-800が登場するフィクションの世界のことではない…

『ターミネーター2』(オリジナル・サウンドトラック・レコーディング)”レコード・リイシュー、現在発売中。

トラックリストをご覧になるには、下へスクロール・ダウン。

The Terminator 2: Judgement Day tracklisting is:

‘Main Title Terminator 2 Theme’
‘Sarah On The Run’
‘Escape From The Hospital’
‘Desert Suite’
‘Sarah Dream’
‘Attack On Dyson’
‘Our Gang Goes To Cyberdyne’
‘Trust Me’
‘John And Dyson Into Vault’
‘Swat Team Attack’
‘I’ll Be Back’
‘Helicopter Chase’
‘Tanker Chase’
‘Hasta La Vista, Baby’
‘Into The Steel Mill’
‘Cameron’s Inferno’
‘Terminator Impaled’
‘Terminator Revives’
‘T-1000 Terminated’
‘It’s Over’

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