テイラー・スウィフト、新作アルバム『The Life of a Showgirl』のリリースを発表
様々な噂やファンの憶測が飛び交う中、テイラー・スウィフト(Taylor Swift)がニュー・アルバム『The Life of a Showgirl』をリリースすることを発表した。本作は、2024年の『The Tortured Poet’s Department』に続く、テイラーにとって12作目のスタジオ・アルバムとなる。
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米時間2025年8月11日夜、突如としてテイラー・スウィフトの公式サイトに、キラキラとした明るいオレンジ背景に「(12作目が)12日の午前12時12分(米東部標準時)に解禁 / EXPIRES 12 AT 12:12AM ET」というテキストが表示された謎めいたカウントダウンが出現。同日の朝にテイラー・スウィフトの公式SNSチームである<@TaylorNation>が「彼女が“次の時代で会おう”と言ったときのことを考えている ❤️ / Thinking about when she said ‘See you next era…’ ❤️)」とキャプションをつけて投稿していたことから、ファンはすぐに、これがニュー・アルバム発表に関連するものだと推測できたのだという。
カウントダウンが終了すると、テイラー・スウィフトのオンラインストアでニュー・アルバム『The Life of a Showgirl』のCD、カセット、オレンジ・グリッター・ヴァイナル仕様のアナログ盤の予約受付がスタートした。現時点でリリース日は明記されていないが、同サイト上のフィジカル商品の出荷予定日から、アルバムは2025年10月13日以前に発売されると見られている。
ジャケット写真、収録曲、正式な発売日は依然として謎に包まれているが、『The Life of a Showgirl』は、テイラー・スウィフトが2021年に、これまで発表したアルバムの再録プロジェクトである“Taylor’s Version”を開始し、正式に全カタログの権利を取り戻して以来、初の新作となる。
彼女は自身のアルバム作品について「私の思い出や汗、手書きの文字、そして何十年にもわたる夢のすべてが詰まっているもの」だと言う。そんな彼女のディスコグラフィーに加わる最新作『The Life of a Showgirl』は、マスター音源の唯一の所有者となったテイラーが得た新たな創作の自由と、常に新しい表現を追求し続ける彼女の姿勢を反映した作品になることが期待されている。
この発表後、テイラー・スウィフトは、恋人のトラヴィス・ケルシーと彼の兄であるジェイソン・ケルシーによるポッドキャスト“New Heights”にゲスト出演し、新作アルバムについて語ることを明かした。同ポッドキャストは米東部標準時8月13日午後7時(日本時間8月14日午前9時)に配信予定となっている。
Written By Brandyn Berringer
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