マシュメロとジェリー・ロールの初コラボ曲「Holy Water」がリリース

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8月 12, 2025

ItoMasaki

Photo: Courtesy of Mercury Records

マシュメロ（Marshmello）と現代カントリー界のスーパースター、ジェリー・ロール（Jelly Roll）が初コラボレーションした新曲「Holy Water」がリリースされた。

マシュメロは、同曲の制作にあたり、12弦ギター、バリトン・ギター、マンドリンなどを自ら演奏し、自身のスタジオで録音。その後、彼の代名詞ともいえるアップテンポのビートと、躍動感あふれるシンセサウンドを加えた。マシュメロはこの新曲について次のように語っている。

「本当に心に響く曲なんだ。これまでリリースした中でも最もエモーショナルな楽曲のひとつだと思う。大切な人を失うことについての曲なんだ。残念ながら、多くの人がそれに共感できるだろう」

制作当初、マシュメロがこの作品のコンセプトをジェリー・ロールに提示したところ、彼は即座に共感を示し、それがマシュメロにとって、楽曲のサウンドを追求するきっかけとなったという。

この楽曲は、マシュメロにとってカントリー・アーティストとの2度目のコラボレーションとなる。最初のコラボレーションは、ケイン・ブラウンとの「Miles On It」で、2024年のリリース時にはダンス／エレクトロニック・ソング・チャートとカントリー・ソング・チャートで同時初登場1位を獲得した史上初の楽曲となった。

2015年のデビュー以来、マシュメロはホールジー、セレーナ・ゴメス、カリードらとのコラボ曲で累計500億回以上のストリーミング再生を記録。今年に入ってからもすでにAR/CO（アルコ）との「Worlds Apart」、エリー・ゴールディング＆AVAIONとの「Save My Love」、ジョナス・ブラザーズとの「Slow Motion」といったコラボ楽曲をリリースしている。

これまでに5度のグラミー賞にノミネートされているジェリー・ロールは最新アルバム『Beautifully Broken』を2024年にリリース。過去にはジェシー・マーフ、イェラウルフ、ポスト・マローンといった多彩なアーティストとコラボレーションしてきた。ポスト・マローンとは、2024年のカントリー・アルバム『F-1 Trillion』収録曲「Losers」で初共演を果たし、先月にはシアトルで行われた彼の公演で、2人そろって同曲のライヴ・パフォーマンスを初披露した。