ザ・キラーズが新曲「Caution」のティザー映像を披露。楽曲は今週公開に

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Photo: Rob Loud

米・ロックバンドのザ・キラーズ(The Killers)は、日本時間2020年3月13日未明に発表される新しいシングル「Caution」のティザーとなる30秒の映像を投稿した。この映像は、シンセとリバーブ、そして重たいドラムをバックに「I’m throwing caution」と歌うフロントマンのブランドン・フラワーズがフィーチャーされており、この春にリリースされる予定の約3年ぶりとなるスタジオ・アルバム『Imploding The Mirage』の予告ともなっている。

2019年のNMEでのインタビューで、フラワーズはアメリカのユタ州で行われていたレコーディングについてこう語っていた。

「ユタは僕が小さいころに初めて音楽が好きになった場所なんです。今回、再びユタに来て、土地勘のある場所で当時の音楽をまた聞くのが面白くて。その曲の一部が僕の中で再浮上し始めて、多くはシンセサイザーが使われていたんです。それは常に僕たちのDNAの一部であり、もの凄くじわじわきているんです」

彼らはまた、10月のInstagramの投稿でアルバム『Imploding The Mirage』に収録される楽曲をいくつか公開していたが、 「Caution」はその中の1つだった。

新曲「Caution」は、2017年のアルバム『Wonderful Wonderful』発売以降では「Land Of The Free」に続く2曲目の新曲となる。「Land Of The Free」は、2019年、トランプ政権下のアメリカでの様々な悲劇的な出来事、特に銃乱射事件や移民の不公平なあつかいについて批判するものだった。

当時のInstagramの投稿で、フラワーズは「独学と自分を探した旅の後、僕は自分が感じていることをどうやって歌に込めるかについて集中せざるを得なかった。僕たちは自分の価値観、先祖、そして遺産を不名誉に思っている…僕はこの国が大好きなのに。これは複雑な問題だけど、僕たちはもっとよくできると信じなければならないんだ」とコメント。この曲のミュージックビデオは、いつくもの映画賞に輝く監督スパイク・リーに依頼したことでも話題となった。

 

ザ・キラーズは最新アルバムをひっさげて5月からイギリスとヨーロッパを回るツアーが予定されている。

Written By Sophie Smith



ザ・キラーズ『Imploding The Mirage』
2020年5月29日発売
iTunes/ Apple Music





 

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