ファイヴ・セカンズ・オブ・サマー、新作『Everyone’s a Star!』発売決定。先行曲公開
ファイヴ・セカンズ・オブ・サマー(5 Seconds of Summer)が、2025年11月14日にリリースする通算6作目のスタジオ・アルバム『Everyone’s a Star!』からの先行シングル「NOT OK」を公開した。
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フロントマンのルーク・ヘミングスは、この3年ぶりの新曲「NOT OK」について「昔のファイヴ・セカンズ・オブ・サマーのエネルギーを感じさせるけど、これまでとは違う。それこそがこの新章のコンセプトなんだ」とコメント。プロディジーやN.E.R.D.といったアーティストからの影響が色濃く表れた同曲は、轟くシンバルやレイヴ仕様のパーカッション、力強いヴォーカルが織りなすエネルギッシュなサウンドに仕上がっている。
また、ルークは同曲の歌詞について「自分の中のダークな側面を解き放ち、受け入れること。バンド自身へのオマージュでもある。僕たちはお互いのそういう部分を引き出し合っているんだ」と語っている。
『Everyone’s a Star!』は、全米アルバム・チャート(Billboard 200)で2位を記録した2022年の『5SOS5』に続く作品で、前作には「Complete Mess」「Take My Hand」「Me Myself & I」「Blender」「Older」(シエラ・ディートンが参加)、「Bad Omens」といったシングルが収録されていた。
ルークはニュー・アルバム『Everyone’s a Star!』について次のように語っている。
「このバンドの4人のメンバーは、それぞれが自分で曲を書き、歌い、すべてをこなせるんだ。“Everyone’s a Star!”はそれを体現している。10代で5SOSを始めた頃、僕らはもっと無邪気で、思ったことをそのまま歌詞にしていた。年を重ねれば言葉を選ぶようになるものだけど、このアルバムには僕たちの原点に近い精神が詰まっている。そこに15年分の知恵と、ほんの少しの無鉄砲さを加えてね」
5SOSは昨年、セルフタイトルのデビュー作の発売10周年を記念し、2形態のアナログ盤(ピクチャー・ディスクとレッド・ヴァイナル)をそれぞれ異なるボーナストラック入りでリリースしている。
オーストラリア・シドニー出身のファイヴ・セカンズ・オブ・サマーは、ルーク・ヘミングス(Vo/Gt)、マイケル・クリフォード(Vo/Gt)、カルム・フッド(Vo/Ba)、アシュトン・アーウィン(Vo/Dr)から成る4人組バンドだ。
Written By Sam Armstrong
ファイヴ・セカンズ・オブ・サマー『Everyone’s a Star!』
2025年11月14日配信開始
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