ショルティによる《神々の黄昏》最新リマスター本日発売

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『ワーグナー:楽劇《ニーベルングの指環》』全曲スタジオ録音の2022年リマスター盤より、最終作《神々の黄昏》が本日発売された。

1958年、当時DECCAレーベルのプロデューサーだったジョン・カルショーが考案した、サー・ゲオルグ・ショルティとウィーン・フィルハーモニー管弦楽団による『ワーグナー:《ニーベルングの指環》』の全曲スタジオ録音。総演奏時間が15時間を超えるこの録音は、史上初の《ニーベルングの指環》の全曲スタジオ録音という快挙を遂げただけでなく、歌手、オーケストラ、演奏、全てにおいて、DECCAレーベルの総力を結集した史上最高の作品となった。

昨年、ショルティの生誕110周年・没後25周年を記念してこの全曲スタジオ録音のリマスター盤が発表され、本日リリースを迎えた《神々の黄昏》でついに全4作品が揃った。全4作品、日本盤のみグリーン・カラー・レーベルコート、オリジナルLPジャケットをあしらった三方背ケース、歌詞対訳付きブックレットが付録されている。また、この作品を含め、演奏家の活動とその録音を生涯や社会状況とあわせてとらえ、歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする山崎浩太郎氏によるオリジナル・ライナーノーツも封入される。

なお、7月25日(火)には「サー・ゲオルグ・ショルティ/ワーグナー:楽劇《神々の黄昏》」発売記念試聴会が開催されることも決定している。本日発売の『ワーグナー:楽劇《神々の黄昏》』を対象としたタワーレコード(オンライン含む)での購入者特典となっている。コメンテーターに麻倉怜士氏(オーディオ・ビジュアル/音楽評論家)、山崎浩太郎氏(音楽ジャーナリスト/演奏史譚家)を迎え、2022年リマスター全4作品からの抜粋を、本格オーディオで聴く試聴会となる予定だ。

応募方法はこちら

【試聴会レポート】麻倉怜士氏&山崎浩太郎氏と聴く、サー・ゲオルグ・ショルティ《ニーベルングの指環》最新リマスター


■リリース情報


『ワーグナー:楽劇《神々の黄昏》』
2023 年 6 月 30 日 発売
CD

『ワーグナー:楽劇《ジークフリート》』
2023 年 3 月 31 日発売
CD / iTunes /Amazon Music / Apple Music / Spotify

『ワーグナー:楽劇《ヴァルキューレ》』
2023年1月11日発売
CD / iTunes /Amazon Music / Apple Music / Spotify


『ワーグナー:楽劇《ラインの黄金》』
2023年1月11日発売
CD / iTunes /Amazon Music / Apple Music

ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ



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