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Classical Features

アンドリュー・ロイド・ウェバー、英国最古の王立劇場でレコーディングした最新作『シンフォニック・ベスト』をリリース

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©Gregg Delman

『キャッツ』や『オペラ座の怪人』、『エビータ』など数々の名作で音楽を手掛けたミュージカル界の巨匠、アンドリュー・ロイド・ウェバー。

2019年の映画『キャッツ』ではテイラー・スウィフトとエンドソング「ビューティフル・ゴースト」を共作するなど、あらゆる世代からリスペクトを集める今も精力的に活動をしているレジェンドによる最新作『シンフォニック・ベスト』が本日リリース、ティザー映像も公開された。

アンドリュー・ロイド・ウェバー / シンフォニック・ベスト ティザー映像

本作は81人という大規模編成のオーケストラにより、『オペラ座の怪人』、『エビータ』、『サンセット大通り』というウェバーの代表作を新たにシンフォニック・アレンジし、録音したもの。レコーディングは1663年に設立された英国最古の王立劇場であるシアター・ロイヤル・ドルリー・レーンで行われたが、2019年から行われていた改修工事を終えようとしているこの劇場でのパフォーマンスは、今回のレコーディングが初となった。

新作について、ウェバーは「私たちの生活からライヴ・ミュージックの歓びが消えて1年以上が経ちました。しかし81人編成のオーケストラを連れて、ロンドン最大のステージである新しいシアター・ロイヤル・ドルリー・レーンで今回レコーディングすることが出来たのは、今後に向けての大きな一歩となったのではないかと思うのです。今回のアルバムが、ミュージシャンや劇場の日常を取り戻すため、世界中のライヴ・ミュージックやエンターテインメントが戻ってくるために意味を持つものであることを願っています。今回のレコーディングで、ミュージシャンが本来いるべき劇場に戻って演奏するのを見ることが出来たのは本当に感動的でした」と語っている。

今回の指揮は、これまでにウェバーの作品を手掛けたこともあるサイモン・リーが担当。コロナ禍で1年以上離れ離れになっていた名うてのミュージシャンたちを見事にまとめあげている。また、レコーディングは英国政府のガイドラインに従って消毒やソーシャルディスタンスを徹底し行われた。81人という大編成が劇場に集い作品を創り上げることが出来たという事実は大きな意味を持ち、音楽家や劇場にとってまさに希望の光と言えるアルバムとなりそうだ。


■リリース情報

2021年10月29日発売

アンドリュー・ロイド・ウェバー『シンフォニック・ベスト』
CD / iTunes / Amazon Music / Apple Music / Spotify



 

 

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