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reDiscover:ジェームス・ブラウン『It’s A Man’s Man’s Man’s World』

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同時代に活躍した“ソウル”ミュージシャンたちと同じように、『It’s A Man’s Man’s Man’s World(邦題:マンズ・マンズ・ワールド)』も偶然傑作アルバムとなった。アルバムのリリースが計画される前に、まずタイトル・トラックは大ヒットとなり、同じタイトルのLPも商業的に必要となった。しかしその頃のジェームス・ブラウンは特定のアルバムのためにトラックをレコーディングすることはしていなかった。アメリカ中を縦横に移動しながら終わりのないステージに立ち続けた最高のエンターテイナーであるジェームス・ブラウンは、その忙しいスケジュールの中でスタジオ・セッションを単純に詰め込んでいただけだった。こっちで数曲、あっちで数曲を作り、それを彼から恩恵を受けているキング・レーベルに聴かせ、45回転盤シングルとしてリリースした。1966年にキング・レーベルは彼の名前で13枚のシングルをリリースし、ライバルのレーベルであるスマッシュが2枚リリースした。その他にもジェームス・ブラウンは他のアーティストの為に16枚の7インチを同年にリリース。忙しかったためジェームス・ブラウンはまだ“アルバム革命”を起こすことはできなかった。なぜなら当時のソウル界では、LPはシングルの成功からうまい汁を搾り出すために発売されていたからだ。

アルバム『It’s A Man’s Man’s Man’s World』はキングから1966年4月に発売され、シングルに夢中になったファンたちを引きつけるためにリリースされた。1964年の大半は契約上の議論が続き 、キングがアルバムを作ろうとした時にはジェームス・ブラウンの新曲の数が少なかったため、アーカイブの中から曲を探すこととなった。しゃがれた声のジェームス・ブラウンには珍しい豪華なタイトル・トラックに合うようにキングは切ないバラードを数曲選択した。しかし、ジェームス・ブラウンの殆どのファンは彼のタフなグルーヴに慣れていたため、アルバムのオープニング・トラックとして1961年に最初にリリースされたインストゥルメンタル「The Scratch」が収録された。そして今ではその感情は時代遅れとなってしまったが、”ぞくぞくさせる”ヒット曲が2番目に収録されている。「Bewildered」でも、似たように引き裂かれるようなパフォーマンスを披露し、「The Bells」はヒステリーに等しい暗い物語を伝えている。これら2曲は何年も前の曲だったが、極上のソウル・バラードとして色褪せることはない。

James Brown Ain't That A Groove Single Label - 300

勿体ぶるスローな新曲「Is It Yes Or Is It No」もまた洗練された逸品である。その後には1966年のファンキーなビッグ・バンド・ソウル「Ain’t That A Groove」が収められ、強風で揺れる酒場の看板のようなノリで、2ヴァージョンが収録されている。更に1959年〜1963年の間から選出されたトラックが収められており、寄せ集めになってしまうような気がするが、すべては上手くまとまっている。その主な理由は、ジェームス・ブラウン作品の主となる要素は彼の個性であり、それがすべてのトラックで発揮され、7年間一貫しているからである。

60年代にしかできない美しく派手なジャケット(ファンたちがハサミで切り取ってピンナップにしたくなるデザイン、ジェームス・ブラウンのファン・クラブの宣伝、そして“ソウル・ブラザー・No.1は鍵穴から君を見ている”と不気味なグラフィックが特徴的)の『It’s A Man’s Man’s Man’s World』は正に当時を象徴する作品である。しかし本当に興味深いのは、アルバムのサウンドがまるで最近の作品のように聴こえることだ。ジェームス・ブラウンが亡くなってから大分経っているが、彼の歌声を聴くで、彼はこの地球上で最も生き生きとした存在であり続ける。「Is It Yes Or Is It No」(イエスか、ノーか?)答えはイエスしかない。

Text by Ian McCann


ジェームス・ブラウンの「I Got You (I Feel Good)」、シュープリームスの「You Keep Me Hangin’ On」、やブッカー・T&ザ・MG’sの「Green Onions」、アイク&ティナ・ターナーの「River Deep – Mountain High」など、その他のソウル・クラシックも含まれている。

 

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