マーク・ラネガン逝去:スクリーミング・トゥリーズ/クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジで活躍

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Mark Lanegan - Photo: Sylvain Lefevre/Getty Images

グランジ・バンド、スクリーミング・トゥリーズ(Screaming Trees)のリード・シンガーとして活躍した後、ソロ活動やクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ(Queens of the Stone Age)などの作品に参加してきたマーク・ラネガン(Mark Lanegan)が2022年2月22日に57歳で逝去した。彼のSNSでは下記のような声明がスタッフによって発表されている。

「我々の最愛の友人であるマーク・ラネガンは、今朝、アイルランドのキラーニーにある自宅で亡くなりました」「シンガー、ソングライター、作家、ミュージシャンとして愛されてきた彼は57歳で、妻のシェリーと一緒に暮らしていました。現在のところ、その他の情報は入っておりません。皆様にはご家族の皆様のプライバシーを尊重していただくようお願いいたします」

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マーク・ラネガンは、1964年11月25日にシアトルの南東に位置する小さな田舎町ワシントン州エレンズバーグで生まれた。1985年にスクリーミング・トゥリーズを結成し、バンド活動最中の1990年にはSub Popから初のソロ・アルバム『The Winding Sheet』をリリース。このプロジェクトには、ニルヴァーナのカート・コバーンとクリスト・ノヴォセリックが参加していた。

スクリーミング・トゥリーズは90年代前半に活動を休止し、一度再結成やアルバムを発売するも再度活動を休止し、2000年にバンドは正式に解散した。マーク・ラネガンは2000年代初頭に、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジに参加し、アルバム『Rated R』に参加。「In the Fade」ではリードボーカルを、「Leg of Lamb」「Autopilot」「I Think I Lost My Headache」ではバックボーカルを担当した。

『Rated R』はクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのジョシュ・オムの壮大な構想によって作り上げられた作品だが、マーク・ラネガンはそこに大いに貢献。ラネガンは、2001年のThe Fader誌のインタビューでこう語っていた。

「ダイナミック・レンジの広いレコードを作りたかった。このバンドでは、何でも演奏できるように設定したかったんだ。誰かが良い曲を持っていれば、スタイルに関係なく、それを演奏できるようにしたかったんだ」

ラネガンは、2010年代からも創造性を発揮し続けたが、最近でも2020年には回顧録『Sing Backwards and Weep』と同書を反映したソロ・アルバム『Straight Songs of Sorrow』を発表。妻のシェリー・ブライアンとともにBlack PhoebeとしてパンクEPを発売したり、Dark Markの別名でアルバム『Dark Mark vs Skeleton Joe』を出したり、詩集を出したりしていたが、悲劇的にもそれは途絶えてしまった。

Written By Sam Armstrong



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