ヴァイオリニスト、デイヴィッド・ギャレット ニュー・アルバム本日配信スタート

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©Christoph Köstlin

銀幕デビューで大ブレイクし、絶大な人気を誇る孤高のヴァイオリニスト、デイヴィッド・ギャレットの最新アルバム『ALIVE-My Soundtrack』の配信が本日スタートした。

今作『ALIVE-My Soundtrack』は、ギャレットがお気に入りのサウンドトラックから選んだ楽曲を収録。全曲すべてがギャレットの人生にとって重要な意味を持つもので、自身のキャリアの中で最もパーソナルな1枚となっている。
レコーディングは新型コロナウィルスによるロックダウンの最中、長年のプロデューサーでありギタリストのフランク・ファン・デル・ヘイデンと共に、ギャレットの自宅スタジオで行われた。

ギャレットは「僕にとってはまったく新しい状況でアルバムすべてが作られた。時間はたっぷりあったので、落ち着いてアレンジに取り組み、新しい曲を即興的に試すことにもチャレンジした。時計はいつもよりゆっくり進んでいたよ。ツアーにも出られなかったので、それぞれの楽曲にじっくり時間をかけた。そのことで僕にとってはこれまでにない状況が生まれたと言っていい。映画音楽のアルバムを作りたいというアイディアとコンセプトはしばらく前からあった。去年ベスト・アルバム『Unlimited』を出し、新たなチャプターをスタートさせたいと思ったのさ」とコメントしている。

収録曲は、映画音楽のアルバムを作りたいと思うきっかけになったというビー・ジーズの「ステイン・アライヴ」、ベートーヴェンなどのクラシック曲から、メタリカの「エンター・サンドマン」、マイケル・ジャクソンの「スリラー」、そしてギャレットの子供時代の思い出の曲だというプロコフィエフの「騎士たちの踊り」、さらに、朝一番に聴きたい曲だという「美女と野獣」など。それぞれの曲が自分にとって、リスナーにとってどんな気持ちをもたらすか、そのバランスに重点を置いたと言う。また、バラエティあふれる選曲についてギャレットは「雨のあとには必ず太陽が出る。それが人生というものだし、音楽もそういうものだと思う」と説明している。

また、最後に決まった曲の一つ、ファレル・ウィリアムスの「ハッピー」 は、アルバムのレコーディングは終わり、オーケストラもドラムの録音も済んでしまっていた後に、ギャレット一人ですべての楽器を演奏してレコーディングしたという。その結果、実にユニークな仕上がりとなっており、先日公開されたミュージック・ビデオも話題となっている。


■リリース情報

デイヴィッド・ギャレット『ALIVE – My Soundtrack』
2020年10月9日(金)発売
iTunes /Amazon Music / Apple Music / Spotify




 

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